当院は、年間900件余を越える分娩を取り扱っている、茨城県内有数の施設です。
現在、ベテラン医師、若手医師、女性医師の常勤、非常勤計7名の産科専門医が勤務しており、日々、多くの患者様の外来診療や分娩を行っております。
当院での分娩は
1) ラマーズ法、自然分娩を中心に、
状況に応じて
2) 誘発分娩
3) 吸引分娩
4) 帝王切開分娩
を行なっております。
いわゆる麻酔分娩や鉗子分娩、あるいはフリースタイル分娩等は行なっておりません。
ラマーズ法とは、フランスのラマーズ博士が提唱して広く我国でも用いられている分娩法の一つです。
それをわかり易く一言でいえば、“弛緩法”や“呼吸法”によって心と体の緊張を解き、お産に対する恐怖心をなくして自然な形でお産をするというものです。
ラマーズ法と聞いてまず思い浮かぶのは勿論呼吸法ですね。これについては当院の母親教室で練習しますが、この呼吸法に集中することにより陣痛、分娩時の痛みが軽減されるわけです。
陣痛が辛いからといってお母さんが興奮し、過呼吸になって失神したり呼吸を止めてしまったりすると、赤ちゃんに酸素を送れなくなってしまい、赤ちゃんが酸素不足に陥って生まれてくる時の肌の色が悪くなったりすることになります。
さあ、「陣痛やお産は痛くて辛いもの」という先入観を捨てて緊張を和らげ、器械や注射や麻酔に頼らずに自分の力でお産するためこの呼吸法をしっかりと練習して、お産の時に赤ちゃんに十分に酸素を送ってあげましょう。
ご主人に立ち合ってもらえるなら、ご主人にも呼吸法の練習をして戴いて一緒に頑張れるといいですね。
大切なお子様の成長の記録に必要なもので、月〜金曜日に行なっております。
対象は1才までのお子様とし、予約は必要ありませんが、受付時間が午前は11時まで、午後は4時までとなっておりますのでご注意ください。
予防接種の対象となる疾患は、努力によっては完全に撲滅することのできる疾患といわれていますが、残念ながら世界の先進国の中では、日本はワクチン接種に関する一番の後進国と言われています。
最近は、予防接種に関する研究・開発も進歩し、その種類も多岐に亘り繁雑になってきていますが、いくつかのものは徐々に“混合ワクチン”して整理されつつあります。
予防接種はかわいいお子様だけでなく、私達すべての市民の健康維持に必要なものですので、必ず接種しましょう。
当院でも、次代を担う女性とこども達のため、各種の定期接種は勿論、「おたふくかぜ」、「インフルエンザ」についても希望があれば接種可能で す。接種についての予約は必要なく、接種可能な曜日、時間帯は乳児健診と同じです。