月経があるのだから排卵しているはず妊娠できるはずと思っていませんか?
ところが、月経があっても排卵があるとは限りませんし、排卵が無ければ妊娠は成立しないのです。基礎体温をつけることによって、ある程度あなたの排卵の状態を見ることが出来ます。まずは、基礎体温表から妊娠と女性の体の関係を知りましょう。
【表1】理想的な排卵がある方の基礎体温グラフ
【表2】排卵がない方の基礎体温グラフ
女性は、月経が28日前後の周期で来ます。月経初日を1日目と数えて14日目前後に排卵が起こり、その後高温期が約14日間続きます。
毎朝目が覚めてすぐ、体を動かす前に基礎体温を測ってグラフにしてみると、【表1】のような低温期と高温期の2層に別れ、その境目から排卵日を予想することが出来ます。妊娠していなければ、そのあと体温が低温となって月経が開始し、妊娠していればそのまま高温期が続きます。
【表2】のように基礎体温が2層にならなかったり、層の分かれ方がはっきりしないグラフだと、排卵していない可能性があります。排卵日が予想できれば、排卵日前後に夫婦生活のタイミングをもつことで妊娠の確立もぐっとあがりますよ。
ただやみくもに夫婦生活をもつだけでは、妊娠の可能性は低くなります。妊娠を希望されているようでしたら、排卵の状態を把握しながらタイミングをとって夫婦生活を送りましょう!